8割の人がだまされる京都市の「屋根・雨漏り」の助成金広告〜令和6年4月から補助金復活だけれど…

ところがネットでよく見かける「京都市の屋根塗装工事で助成金」という類いの広告をクリックすると「助成金がもらえるかどうか調べます。」と言う名目で、住所氏名電話番号の個人情報の他に、建物の築年数や大きさ、屋根の種類、雨漏りの状態など、そこそこ詳しい内容の家屋の情報の入力を求められます。そして判定結果は、「助成金対象外」。それはそうです。だって今年はそもそも補助金が無いんですから…。

そして判定後は「助成金はないですが、相見積もりをすると安く工事できますよ。無料で紹介しますよ。」と相見積もりを紹介してきます。実はこの、紹介こそが広告のねらいなのです。

広告を出している業者は、助成金という幻を餌にあなたの家屋の情報を難なく入手します。そして、相見積もりの紹介をしますと言ってきてそれを承諾すると、あなたの情報を見積を希望する業者に売るのです。たくさん相見積もりした方がいいですよと言って、4社5社と紹介しようとしますが、それはたくさん紹介した方がたくさんの紹介料を売り上げられるからです。もちろん、一度入力してしまった情報は広告の業者にストックされますから、今後もコンタクトがあるでしょう。

そうです。「無料で相見積もりできますよ」は、本当に「無償」なのではなく、あなたの個人情報家屋情報を対価として引き渡していることを忘れないでください。

やっぱりオススメは、地元で信頼のある業者に直接コンタクトを取るのがオススメです。

屋根工事の専門店が加盟している業界団体の名簿から探すことができます。例えば、「京都府瓦工事協同組合」の加盟店情報などはスマホからでも閲覧できます。瓦を中心に、様々な屋根材に対応可能です。組合に電話で紹介依頼をすることもできますよ。

たとえば「京都　屋根工事　見積り」、あるいは「京都　屋根　修理」などと検索してみましょう。そうすると検索結果がたくさん出てきますが、その中にはいわゆる「相見積もりサイト」がけっこう含まれます。そういったところを除外すると、ちゃんと自分で工事している工事店を見つけ出すことができますよ。

なお検索時に「位置情報の利用」を許可すると、近くのお店が表示されますし地図上にピンで表示もされます。さすがに地図の方には実態のない相見積もりサイトは表示されないので、地図から選ぶという方法も使えます。

もしも自分の知り合いに建築職人がいたら、求める工事と職種が違っても、その人のつてをたどるのが一番確実かもしれません。特に京都の場合、職人の多くが「京建労（全京都建築労働組合）」と言う組合に入っています。行政区単位にその支部があり、学区には分会があります。そうすると地域の分会の横のつながりの中に、屋根の職人もいれば塗装屋さん・ペンキ屋さん・左官屋さん・クロス屋さん・大工さんなど様々な職種横断的に仲間が居ますから、人に紹介できる良い職人を知っている確率が高いです。ただ知り合いに頼む場合は、相見積もりは少し頼みずらいですね。

「タウンページ」と言ったら、まだ携帯電話が普及する前にNTTが各家庭に配布していた「職業別電話帳」です。若い人は知らないかもしれませんね。今これはインターネット上に移って「iタウンページ」となっています。こちらで「キーワード:屋根工事　エリア:京都市」などと検索すると、紙のタウンページ時代からの老舗も含めて地域の業者が表示されます。

当店では、ドローンを使った無料見積もりを行っています。屋根に誰かが上がる前に現状の写真を押さえられるので、見知らぬ業者が目の届かない屋根の上で何かやらかすという心配が不要です。実際にそういう悪質業者の被害も、今まで何度も見てきました。当店はごまかしのない、お客様に安心してもらえる仕事をしたいと思っています。
ドローン屋根診断を行った結果、工事が必要だと判断できた場合は、詳細なご説明をさせていただきます。当店は、お客様が安心してご依頼いただけるように説明の手間を惜しみません。ご説明をした後、ご納得いただけた場合に限り工事をするように心がけています。

受付は営業時間外も含めて随時行っております。
小さなお店のため出払っていて不在の時は、転送電話にて応対します。