代表 森下克徳
屋根は普段、たいていの人にとって目にしない場所です。だから、「あっ」と気づいたときは、すでにたいへんなことになっていることも…。近年は職人の数も減っているので、台風や豪雨、地震の後には、修理の依頼が殺到してなかなか修理できないことも。そうなる前に、普段からメンテナンスが必要です。
屋根の定期的なメンテナンスの点検項目
屋根の定期的なメンテナンスで点検する項目は以下の通りです。
- 屋根材の損傷や劣化:瓦、板金、ファイバーグラスシングルなどの各種屋根材の、割れ、欠け、腐食、変形、色あせ、脱落などの有無を確認。
- 雨漏りの兆候:天井や壁の染み、水滴、膨れ、カビなどのチェック。
- 屋根の傾きや沈み:屋根の水平状態や沈み具合を確認。
- 棟瓦・破風板の状態:棟瓦のずれや欠け、破風板の劣化や損傷をチェック。
- 雨どいや樋の確認:つまり、漏れ、腐食、破損、取り付け状態などの確認。
- 屋根の通気性:屋根裏の通気口や換気扇の機能チェック、適切な通気が保たれているか確認。
- 関連設備の点検:太陽光パネル、アンテナ、衛星放送受信アンテナなどの取り付け状態や劣化状況の確認。
- 屋根裏の状態:屋根裏から見た屋根下地裏の状態をチェック。
- 雪止め金具の確認:雪止め金具の取り付け状態や劣化、破損を点検。
これらの項目を定期的に点検し、必要に応じてメンテナンスや修繕を行うことで、屋根の寿命を延ばし、快適な住環境を保つことができます。