非常に強い勢力の台風21号に注意
非常に強い勢力の台風21号が、9月4日に四国から近畿地方に上陸。お昼ごろに京都を通過するものと思われます。
強風をともないます。そのため、屋根や雨樋・波板が吹き飛ばされたり破損したりすることが予想されます。不幸にしてそうなった場合、特に室内に強烈な雨漏りが発生するとパニックになって、自分で何とかしようと屋根に上がってしまうという人もおられるようです。
強風が吹いている状況下で雨に濡れた屋根に上ると、かなりの確率で命に関わる事態になります。私たちプロの屋根工事店でも、そのような状況下では屋根に上がることはありません。特に、陶器瓦など屋根材によっては濡れるとツルツルになるものもあります。危険です。滑り出したらつかまる物もなく止められません。滑落します。
時にニュースになることもありますが、台風通過中に屋根をどうにかしようとして滑落死亡する事故が毎年発生しています。
雨漏りで物が濡れたり壊れたりするかもしれませんが、命には替えられません。台風が通過して風雨が収まるのでは、雨漏りに対する対処は、物をどかしたり、シートをかけたり、バケツ等で水を受けたりという、室内側でできることに限定して下さい。
不幸な事故を起こさないためにも、お願いします。
※なお、風雨が激しい状況では、当店に連絡があっても対処できない場合がほとんどです。そうならないためにも、屋根や雨樋・波板は、日頃から見て状況を把握しておくことをオススメします。