2020年11月26日までに申し込み必須

太陽発電でえられた電力は、10年間、固定買取価格で関西電力に買い取ってもらえます。この価格は、年度ごとに決まります。2020年度は、10kw未満のシステムの場合、21円/kWhです。(10kW以上50kW未満は13円/kWh

2020年度内ならいつでもこの価格でスタートできるのかというとそうではなく、申込の期限があります。この期限は電力会社ごとに異なりますが、関西電力では、2020年11月26日(木)になっています。(10kW以上は2020年11月5日(木)

資源エネルギー庁への事業計画認定申請の期限は2021年1月8日(金)(10kW以上は2020年12月18日(金))だけれど…

2020年度の買取価格で買い取ってもらうには、資源エネルギー庁への申請を、2021年1月8日までに終わらせる必要があります。つまり、国にこの日までに申請をしてしまわないと、関電さんに買ってもらうことができないのです。

申請には、次の手続きが必要です。

  • どのメーカーのどの太陽光パネルを何枚、どこに設置するのか、計画をはっきりさせ
  • 添付書類をすべて用意し
  • WEB上での申請手続きを締切日までに完了させる

接続の同意を証する書類がポイント

上の手続きのうち、必要な「添付書類」の中に、関西電力が発行する「接続の同意を証する書類」というものがあります。国への申請以前に、関電さんが「つないでいいですよ。」と証明してくれないと申請できないのですね。ところがこの書類、「ええかな?」「ええよええよ」と簡単にはでません。事前に申し込んで、果たしてその接続計画で問題がないか、関電さんが設置計画や周囲の送電線の状況、近隣の状況などを調べて初めていいか悪いか出てくるという代物なのです。

この書類を1月8日までに間に合わせるための電力会社への申込期限は、各電力会社ごとに公開されています。その期限が関西電力では、2020年度は11月26日になっているのです。(他の電力会社さんの場合、もっと早いです。)

つまり、11月26日がギリギリということで、実際に手続きをすることになる太陽光設置業者とお客様との間での〆切りは、たいていそれより以前に設定されます。

当店での取扱期限は11月17日です。

蓄電システムも同時にする方は急がなくても…

ところでこれは京都市の補助金情報ですが、この記事を書いている2020年11月13日終了時点で、「太陽光発電システムと蓄電システムを同時設置された方に対しての太陽光発電システムの補助加算及び蓄電システムの補助について」は京都市の残り予算がわずか、1,133,200円ということで、おそらく、明日明後日には予算が底をつくということになります。(パネルのみにでている少額の補助金はまだまだいけますが…)

この補助金は早い者勝ちで、申請金額が予算を超えた場合は交付されません。ですから、蓄電システムについては来年度の補助金(確定はしていませんし、ない可能性もありますが、おそらくあると踏んで)を狙った方が、トータルでお得ではないかなと思います。

以上お知らせまで。「来年度の補助金」についてはまだ一切決まっていませんので、決断はあなた次第です。

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