最近、屋根工事の点検商法に関するトラブルが増加しています。消費者センターに寄せられた相談件数は過去最多に達し、特に高齢者の方々が被害に遭いやすい状況となっています。
悪質な手口にご注意ください
2024年4月28日の東京新聞に、『「無料点検してあげる」からの…屋根工事トラブル急増 5年間で2.4倍 防犯意識の高まりに付け込む』という記事が掲載されていました。実際に京都でも、このような屋根の点検商法詐欺が頻発しています。
- 訪問販売の急増: 突然訪ねてきて、「屋根がパカパカしてますよ。」「瓦が落ちかけてます。」「雨樋がおかしくなってますよ。」などと不安を煽って契約を迫るケースが多発しています。
- 点検商法の手口: 「無料で点検しますよ。」と言われて屋根に上げると、見えないことをいいことに瓦を割ったりわざとズラしたり釘を抜いたりなど不具合を偽装することが多々あります。その写真を示して不要な工事契約を強要する手法が横行しています。
当店の取り組み
当店では、お客様の安心と信頼を第一に考え、以下の取り組みを行っています。
- ドローンによる点検: 誰かが屋根に上がる前にドローンを飛ばして映像を写し、お客様と一緒に地上で現状を確認します。透明性のある点検を実施しています。
- 消費者情報の提供: 悪質な業者の手口や警戒すべきポイントを広く消費者に提供しています。
ご注意点
飛び込みで屋根がおかしくなっていると声をかけられたら、ほとんどは悪質な業者からの営業です。とはいえ、本当におかしくなっていることも少ない割合ですがありますので、以下の点にご注意ください。
- 急な訪問: 突然の訪問には十分に警戒しましょう。特に、「向こうのほうから見たら屋根がパカパカしてるのが見えた。」と言われた場合、ほぼ嘘です。普通の日にパカパカして見えるような屋根なら、風雨でとっくに飛ばされてしまっています。不安であれば、当店を呼んでください。
- 無料点検の名目: 無料点検を名目にした工事契約にはご注意ください。特に、「無料で見てあげます」と言われたら、「知り合いに頼むので」と言って絶対に断ってください。屋根の上にあげてはいけません。
不安に思ったら、当店にご相談ください。ドローンで無料点検します。その結果、何も異常がなくて工事の必要がなくても大丈夫です。実際に、半年に一度くらいはそのような相談でドローン点検をして、結果、問題なかったという事例が発生しています。
京都での事例
2023年10月11日の産経新聞の記事『唐突な「屋根瓦が壊れている」に注意 京都で点検商法が増加』によれば、京都では屋根の点検商法詐欺で業者が逮捕される事例もありました。宇治市で一人暮らしの80代男性が被害に遭いかけたものの、この時はヘルパーさんの機転で難を逃れ、大阪の業者が逮捕されています。
怪しい業者に迫られて困っている場合には、京都府警「悪徳商法110番」へ
◎「悪質商法110番」 24時間対応 電話 075-451-9449 (ヨイヒト クラシヨク)
ともかく、少しでもおかしいかな?と思ったら、一人で悩まないで相談をしましょう。当店でもお聞きしますし、公的機関の方がいいという場合には、京都府警の悪質商法110番が良いでしょう。訪問販売に工事の約束をしてしまったという場合でも契約の前に、契約をしてしまったという場合でも現金を支払う前に、まず相談をしてください。
お問い合わせ
ご不明点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。当店の専門スタッフがお手伝いさせていただきます。
当店は、京都市からおすすめできる業者としてお墨付きをいただいている、「安すまパートナー」です。地域密着の小さなお店ですから、信用第一に、丁寧な仕事を、適正価格で行う屋根工事店です。お気軽にお問い合わせください。
⭐︎点検業者が訪問してきたら、すぐにお問合せをお気軽に!
点検の結果、やらないことになっても大丈夫です。まずは聞いてみるだけでもどうぞ。