【京都】瓦修理・葺き替えの工事を相談！屋根からの瓦落下による被害

粘土瓦

粘土瓦は、いわゆる伝統的な焼き物の瓦のことで、一枚あたり3kg前後の重量があります。古い住宅では葺き土からはがれたり緊結銅線が腐食で切れたりしてズレていることがよくあり、振動や風雨で落下することもままあります。堅い焼き物なので、落下してきた瓦は確実に砕けます。落下地点のものは破損しますし、飛び散った破片でも被害が出るでしょう。通行中の車や人に当たったら、遊んでいる子どもに当たったら被害ははかり知れません。最悪の場合は、命を奪ってしまうことにもなりかねないのです。

セメント瓦

セメント瓦は、セメントを高圧圧縮して作る瓦で、一枚あたり3kg前後と、粘土瓦と同等程度の重さです。また、高圧をかけることで粘土瓦と変わらない堅さを持っているので、落下した際には粘土瓦と同様の被害が想定されます。

モニエル瓦

モニエル瓦は、整形後の断面形状のノズルからセメントを押し出して作る瓦で、素材そのものには防水性はなく、表面の塗装で防水するタイプのヨーロッパ原産の瓦です。安価なのでかつては建売住宅等でよく使われましたが、雨量の多い日本の気候に合わないこと、また破損しやすいことなどから、現在日本では生産も販売もされていません。一枚あたり4.5kg前後とセメント瓦よりも重量があるので、モニエル瓦が落下すると、より被害が大きくなると予想されます。

瓦屋根の場合、どの瓦であれ脱落落下すれば、2階建てであれば8メートル前後、3階建てなら10メートル以上の高さから音もなく落ちてくるのです。落下した際の被害が軽くなることはありません。そのため、粘土瓦でもセメント瓦でもモニエル瓦でも、築20年以上経っていたなら、脱落の兆候はないか点検の上、対策が必要なのです。

京都にある京都ルーフサービスでは、瓦修理を行っています。瓦修理だけでなく、雨漏り工事や葺き替え工事の相談などもお任せください。リフォームをお考えの方や、雨漏りなどに困っている方は、瓦修理の業者である京都ルーフサービスにご相談ください。

落ちた瓦で他人をケガさせてしまった場合は、それがどのような原因で起こったかによって責任の大きさが異なります。

例えば、自然災害が原因で瓦が落下してケガをさせてしまったとしましょう。しかし、自然災害に関しては自分でどうすることもできません。災害のレベルによっては、瓦が落下しないような対策をしていても、意味がないケースがあります。そんな場合であれば、個人に賠償責任は発生しません。

しかし、維持管理に重大な落ち度がある場合は話が異なります。補修を怠っていたがゆえに瓦が落下したのであれば、損害賠償は免れないのです。実際の判断はケースバイケースなのですが、高額な賠償金を請求されることもあります。

そうならないためにも、適切なタイミングで補修は行っておきましょう。

京都にある京都ルーフサービスでは、瓦修理を行っています。葺き替え工事の相談なども承っています。瓦で事故を発生させないためにも、しっかりと対策を行いましょう。